知恵ビジネスプランコンテスト

着圧機能付き高機能トライアスロンウェットスーツの開発
有限会社ナチュラルエナジー

健康志向の高まりを受け、国内トライアスロン人口は増加傾向にあり、現在約30万人にのぼるといわれる。タイム短縮を目指すアスリートだけでなく、高齢者や健康目的の愛好家など、トライアスロンを楽しむ層はさまざまだ。

こうした状況の中、同社はタイム短縮だけでなく、競技中の身体的負担を和らげ怪我の予防につながる高機能ウェットスーツの開発の着目、自社ブランド「TETSUJINDAMASHII」を開発。浮力・サポート機能や伸縮機能を備えたトライアスロンウェットスーツとして高い評価を得た。 今回のプランでは、新たに着圧機能を付加した高機能プレミアムモデルを提案。これは医療機器メディカルバイオラバー素材を取り入れた世界で初めてのウェットスーツで、抹消(足首やふくらはぎ、腰など)から中枢(心臓)に向かい、漸減的に圧迫を加えることで血流を良くし、筋肉温度の低下をするもの。 水の抵抗を抑えて浮きやすい、身体動かしやすいだけでなく、疲労の蓄積を軽減し怪我の予防につながる。現在、市場に流通しているウェットスーツの多くが既製品である中、同社では、14年に及ぶトライアスロンスクール事業で蓄積してきたノウハウやデータを活用して、一人ひとりの体型や能力に合わせたフルオーダー対応により、トップアスリートはもちろん、初心者、高齢者、健康目的の愛好家、さらにはこれまでトライアスロンに関心がなかった潜在顧客の発掘にもつなげていこうと考えている。

今後、大学などと連携して、新商品の効果や効能を科学的な視点から実証していく予定で、トライアスロン競技だけでなく、身体の不自由な方などがリハビリ目的で使用できる予防医学的なアイテムの開発・商品化に結びつくことが期待されている。


トライアスロン競技者の裾野は拡大している。


トライアスロンスクールは、顧客のニーズをつかむ絶好の場となっている。


■審査委員長の目:龍谷大学 教授 佐藤 研司

トライアスロン競技というニッチな市場からの発展を目指している同社の技術は、長年の競技実績から実現されたものであり、独自性の高いものと言える。トライアスロン愛好家だけにとどまらず、その優れた商品特性を生かせる新たな市場の開拓を果たしていくためには、これまでに蓄積してきたノウハウにプラスアルファが必要であり、さらなる挑戦が期待される。

<企業情報>
有限会社ナチュラルエナジー
代表者 : 長田 達也
住所 : 京都市中京区間之町通二条上ル夷町567
TEL : 075-257-8267
Web : http://www.n-energy.co.jp
<事業内容>
トライアスロンスクール運営、トライアスロンウェットスーツ・ウェア・バイク等関連商品開発・販売

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