半導体の開発・製造で蓄積してきたプラズマ生成の技術を活かし、化粧品などの容器の液切れ改善、液滴のコントロールを容易にする新たな表面加工処理技術を開発。コーティングなど従来の方法とは異なり、溶媒・触媒は不使用、処理後に不純物(コンタミネーション)が残留せず、肌への安全性が高いのが特徴。また、加工する容器の素材を限定しないため、処理コストを抑えることができる。顧客ニーズに合わせてカスタマイズした装置の開発・販売はもちろん、社内のクリーンルームを活用することで、化粧品等の容器の受託加工サービスも展開していく。医薬品や半導体など身の回りの工業品にターゲットを広げ、液体供給という新たな市場で需要拡大を目指す。