事業承継を考えるにあたって、まず自社の事業価値を高めることが必要です。
事業価値を高めるには、過去を総括し、現在を分析し、未来に向けたビジョン
を構築しないといけません。決算書に出ている数字は過去の結果ですが、事業
価値はむしろ未来に稼ぎ出す価値を中心に考えます。承継が近づいてから慌て
ていては間に合いません。今から、今日から、事業価値を高めることを経営の
主眼に置きましょう。

■内　容　 　
＜講　師＞
①インテグラル株式会社　代表取締役パートナー／ 　　　　　　　  
　　　　　　　スカイマーク株式会社　代表取締役会長　佐山　展生　氏 　　　　　　　
　　「事業価値を高めるために必要なこと」　

②IKEUCHI ORGANIC株式会社　代表取締役　池内　計司　氏 　　　　　　　
　　「事業価値を高め承継を果たした経験から言えること」

＜司会進行＞
・京都府事業引継ぎ支援センター　統括責任者　成岡　秀夫

■対　象　　事業承継を考えている中小企業者等
　　　　　　税理士・弁護士・中小企業診断士・社会保険労務士等　士業
　　　　　　金融機関等　中小企業の経営支援に携わる方
■定　員　150名 　※事前申込要・先着順
■締　切　平成30年2月20日（火）　

■佐山 展生　氏
京都市上京区生まれ。1972年洛星高校卒業、76年京都大学工学部卒業後、
帝人に入社。 87年三井銀行(現三井住友銀行)に入行、M&A業務に従事。
94年ニューヨーク大学ビジネススクールにてMBA取得。 99年東京工業大学大学院
社会理工学研究科修了博士(学術)。 98年に日本初の独立投資ファンドである
ユニゾン・キャピタルを共同創設。 04年独立系M&Aアドバイザリーファーム、
GCAを共同設立。 07年インテグラルを共同設立、代表取締役(現任)15年スカイマーク
へ出資、 同社代表取締役会長(現任)。

■池内　計司　氏
創業65年目を迎え、SDGs2030（持続可能な開発目標）に向けては誰も犠牲にしない
モノ づくりを表明。商品開発方針は,『最大限の安全と、最小限の環境負荷』を更に追求し、
創業120周年になる2073年には『赤ちゃんが食べれるタオルをつくります』と表明。
本社工場は織布工場から食布工場を目指し食品工場のISO22000で管理される日本最初の
織物工場です。2018年度からは実用品のタオルにもかかわらず、メンテナンス事業を営む
IKEUCHI ORGANIC TOWEL CLINICをスタート。販売は日本国内に限らずワールドワイドに展開。

■成岡　秀夫 成岡マネジメントオフィス代表取締役。中小企業診断士。
京都府・京都市・商工会議所等公的機関にて、経営改善、事業承継、再生支援、 Ｍ＆Ａ案件を多数担当。
昨年4から京都府事業引継ぎ支援センターの統括責任者に就任。

■主　催　京都府事業引継ぎ支援センター〔京都商工会議所、公益財団法人京都産業２１〕