日々の事業活動で使用しているエネルギーの「無駄」を見つけ出すことができれば、生産・営業活動の効率化だけでなく、大きなコスト削減が図れます。エネルギーマネジメントシステム（ＥＭＳ）は、その「無駄」を「見える化」し、使用量のピークカットなどの制御や運用改善を通じて消費エネルギー（電気・ガス代等）の低減に直結させる仕組みです。
　今回のセミナーでは、ＥＭＳの導入方法や支援制度をはじめ、ＦＥＭＳ（工場）やＢＥＭＳ（ビル）の導入事例を紹介します。皆様の工場やビルにおいても、経営の向上に効果が期待でき、環境負荷軽減にもつながるＥＭＳを導入しませんか。

■ 内　容

１．エネルギーマネジメントシステムの概要紹介 　◆富士電機株式会社
エネルギーマネジメントシステムの概要の他、平成２８年度省エネ大賞経済産業大臣賞（節電分野）を受賞した同社山梨製作所でのＦＥＭＳを活用した省エネの取組について紹介

２．導入事例
（１）椎茸工場におけるＦＥＭＳ導入事例　◆株式会社駱駝 　 　
環境センサーや電力センサーを導入し、エネルギー使用量や温湿度等のデータを収集・管理
※京ＦＥＭＳ（フェムス）推進事業補助金　診断機関：協和テクノロジィズ株式会社

（２）病院におけるＢＥＭＳ導入事例　◆医療法人芳松会　田辺病院 　　
各種センサーによる「エネルギー使用量の見える化」　ＥＭＳ活用による冷凍・冷蔵機器の消費電力の見える化、デマンド監視～

（３）自動車教習所 における導入事例　◆株式会社山城自動車教習所 　　
　　　　～ＢＥＭＳ活用によるデマンドの分析、ピークカットなど省エネ・節電対策を実施～

３．支援制度の説明 … 京フェムス補助金、ＢＥＭＳ補助金　ほか 　　
　　　（一社）京都産業エコ・エネルギー推進機構