経営者のための人財育成通信 vol.22
2026年05月20日 コラム

演劇に学ぶ、
ビジネスリーダーのための「プレゼンスと表現力」
私は、劇場「THEATRE E9 KYOTO」を経営しながら、劇作家・演出家として活動しています。これまで俳優やダンサーといった表現者のみならず、小さなお子様から人間国宝まで、さまざまな背景を持つ方々と創作を共にしてきました。近年では、年に1〜2本ペースでビジネスパーソンとの創作プロジェクトも手掛けています。
演劇とは、特別な道具を必要とせず、ただ「体一つ」あれば成立する、あらゆる人に開かれた表現の形です。この演劇の技術を、現代のビジネスシーンにおける課題解決に役立てたいと考えています。
プロジェクトを牽引するリーダーや、人前で話す機会が多い方には、「プレゼンス(存在感)と表現力」が求められます。「大勢の前で話すと緊張してしまい、本来の自分を出せない」「チームを引っ張りたいが、自分の熱量が周囲に伝わらない」「印象に残る存在になりたい」といった切実な課題には、精神論ではなく、「演技の技術」という具体的かつ再現性のある手法でのアプローチが効果的です。
話し方のスキル研修を受けても、実際の現場で上手く機能しないと感じている方にとって、身体感覚を伴うスキル習得は大きな転換点となるはずです。
話し方のスキル研修を受けても、実際の現場で上手く機能しないと感じている方にとって、身体感覚を伴うスキル習得は大きな転換点となるはずです。
スキル習得の具体的なステップは次の5段階で構成されます。
文/アーツシード京都 代表理事 あごう さとし氏
※本コラムは京都商工会議所会報誌 BUSINESS REVIEW 2026年 5-6月号に掲載分の再掲です。
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