コラム/お知らせ

経営者のための人財育成通信 vol.19

2025年11月20日 コラム


効率的で効果的な会議を実現するファシリテーション

 

■無駄な会議が生産性を下げる
生産性の向上が喫緊の課題になる中、私たちの日々の仕事の中で、多くの時間を割いているのが会議です。みなさんは、効率的で効果的な会議ができていますか?
議論が迷走して脱線したり、特定の参加者が延々話し続け、時間切れで持ち越しになる、そんな会議をしていませんか。こういった無駄な会議が、わたしたちの仕事の生産性を大きく下げています。

■なぜ会議にファシリテーションが必要なのか
この主な原因が、議長の不在、もしくは議長のファシリテーション不足です。
会議の議長は、会議の目的を明確にし、会議の流れを説明し、論点を明確にした上で、参加者全員が率直な意見を発言できる「場づくり」を行わなければなりません。この「場づくり」を行い、会議を進行する技術がファシリテーションです。

■効果的な会議ファシリテーションとは
具体的には、最初に雑談などのアイスブレイクを行い、安心して話せる空気感をつくりだした上で、会議の目的と所要時間、流れを説明します。
本題に入る際には、「論点」を明らかにし、発言を整理しながら、「論点」がずれた場合には修正し、意見の衝突が発生した際には、冷静で論理的な議論が行われるように介入する必要があります。自説ばかり主張する方への対応も同様です。
さらに会議のプロセスにおいて、視野を拡げる「発散プロセス」と結論を出す「収束プロセス」を巧みに組み合わせ、まるでオーケストラの指揮者のように効果的な会議を創出します。

■ファシリテーションで会議の効果が大きく変わる
ファシリテーションを効果的に行うと、多くの方が発言し建設的な議論が行われることで参加者の主体性を引出し、腹落ちすることで会議の決定事項の実行性も高くなります。会議を変えて生産性アップを実現されてはいかがでしょうか。


文/株式会社ビズパワーズ 代表取締役 柳瀬 智雄 氏

※本コラムは京都商工会議所会報誌 BUSINESS REVIEW 2025年 11-12月号に掲載分の再掲です。



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