トピックス

[知恵ビジネスレポート] (株)開化堂・(株)教材研究所

 

京都ならでの地域の特性や強みを活かし、新たな価値観を創出している元気な事業者を紹介します。


茶筒の技で世界へ
株式会社開化堂 [下京区]

http://www.kaikado.jp/

明治8年、英国から輸入されたブリキを使い、茶筒丸缶の草分けとして創業。以来、130工程にも及ぶ手作りの手法を守る。高い気密性で香りが逃げず、使いこむほどに味わいが深まる同社の茶筒は、展示会や実演、雑誌などを通じて知名度を高め、主要百貨店や有名セレクトショップで取り扱われている。一方で、茶筒の需要が減少するなか、新たな形状やデザイン・用途の開発により、丸缶に対する潜在的なニーズの掘り起こしを図っている。海外での個展や著名ブランドとのコラボレーションなども実施し、紅茶・コーヒー市場をターゲットにした海外への販路開拓も本格化している。


修学旅行専門に出版
株式会社教材研究所 [南区]

http://www.kit-net.ne.jp/

昭和28年の創業以来、修学旅行に特化したガイドブックや視聴覚教材を出版し、全国延べ4,000万人以上もの利用実績を誇る。「学習」の視点にたった編集に徹し、京都の文化・産業・自然などへの興味・関心を高める紙面が特徴で、旅行当日のガイドとしてのほか、事前・事後の学習にも活用されている。各学校の旅程や実施目的に応じてオリジナルの旅行しおりが作れるオーダーメイドシステムも好評。また、京都市内の観光施設などのパンフレットをとりまとめた「修学旅行玉手箱」を全国の中・高校約6,000校に毎年発送するなど、修学旅行の誘致にも貢献している。


[知恵ビジネスレポート] 京都新聞(1月25日朝刊)掲載  

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