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[知恵ビジネスレポート] 株式会社伊と忠・株式会社弘

 

京都ならでの地域の特性や強みを活かし、新たな価値観を創出している元気な事業者を紹介します。


和雑貨ブランドで新展開
株式会社伊と忠 [中京区]

http://www.kyoto-itochu.co.jp/

1895年和装履物店として創業し、バッグ、小物なども扱う。2004年、新市場開拓を目指して和雑貨ブランド「カランコロン京都」を立ち上げる。京都の伝統と感性を生かしながらもお土産物ではない、日用使いできる和雑貨をコンセプトに商品開発を進め、2006年東京・新宿店をオープン。大人向けの落ち着いたデザインと国内生産による質の高い商品は、30-40歳代の女性を中心に強力な支持を集め、現在では都市部のファッションビルを中心に計19店舗にまで拡大している。また、和雑貨事業が和装履物事業の新規顧客獲得につながるなど、両事業のシナジー効果も生まれつつある。


おもてなし感じる焼肉処
株式会社弘 [中京区]

http://www.yakiniku-hiro.com/

家業である和牛専門精肉店で培った知識と技術を生かして、1997年、焼肉店「京の焼肉処・弘」をオープン。和牛を一頭買いする家業との連携により希少部位を入手し、各部位のおいしさを引き出す食べ方やオリジナルのタレで独自性を打ち出す。また、接客の現場体験をもとに作成した「気遣い事例集」の共有と実践など、スタッフの自主性を生かしたおもてなしで魅力向上を図っている。町家の活用や着物姿による接客など京都らしさを演出し、観光客からの人気も高い。昨年11月には従来の5店舗に加え、新たに会社員をターゲットとする新店舗を四条烏丸に開店し、話題となっている。

 


 

[知恵ビジネスレポート] 京都新聞(2月22日朝刊)掲載  

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