知恵産業研究会報告書

第3章 京都企業の「知恵」の抽出

2.分析フレームワーク

2.1 分析フレームワーク案の検討

ヒアリング事例から抽出した「知恵」の使いどころについて、今後の「知恵ビジネス推進」に向けた会員サービスへの活用の観点から「知恵」を明解に把握し、その特徴を抽出すべく、共通性を探る分析フレームワーク案の検討を行った。

まず、分析フレームワークとしてどのような分類の軸を用いて分析を実施すべきか、分類軸の候補案をいくつか挙げて適合性の検討を進め、「事業展開の流れに沿った分析フレームワーク」の採用に至った。

一方、ワーキング・グループにて、高付加価値創出に努力する企業と考えられる約25社の経営事例をサンプルとして持ち寄り、事例ごとに事業の知恵の使いどころなど特徴の整理を実施した。

そして、実際に事業展開ステップ別の分析フレームワークに、整理をした事業の知恵を当てはめることでその妥当性を精査した。また、分析フレームワークについては、事業展開の流れを横軸とする中、もう一方の縦軸の分類項目を検討しながら事業の知恵のプロットを進めた。

この結果、縦軸は新たな価値を創出するプロセスのタイプとして「技術開発型」と「市場開拓型」の2タイプに区分した整理の有効性を確認し、これを今回の知恵産業研究会の分析フレームワークとして、「知恵」の整理・集約を進めることとした。

(※「分析フレーム検討経緯」は"資料編"参照)

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