知恵産業研究会では、これまでビジネス展開において高付加価値を新たに創造していると考えられる企業30社余りに対し、各社ごとに、独自の「知恵の使いどころ」、その知恵のもととなった「強み」、その知恵を発揮することとなった転機・タイミングを示す「プロフィール」、そして結果としての「実績・成果」を中心に、ヒアリングを行った。(ヒアリングレポート)
ヒアリングを行った企業の知恵の事例を、分析フレームの新価値創出アプローチ区分別に分類すると、以下のとおり「技術開発型」13社、「市場開拓型」20社に分類される。
なお、企業活動自体はたいへん複雑なものであり、また、事業活動の各段階においてもその性格が変わり、明確な区分ができないこともあるため、あくまでこの分類は当研究会が注目した事例に関する「知恵の使いどころ」に基づく分類であり、各企業の企業特性全般を示したものではないことをご了承いただきたい。
これらの企業からのヒアリングを通して得られた「知恵」を、更に分析フレームワークの事業展開ステップ区分の各セグメントに記載したものが図表24である。
分析フレームワークのセグメントごとに、「知恵」の共通性として考えられるキーワードごとの整理・集約ができ、それぞれの「新価値創出アプローチ区分」について、その「事業展開ステップ区分」ごとに「知恵」の傾向を見いだすことができた。