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文理融合・文系産学連携促進事業を採択 (2004/ 4/ 8)

京都産学公連携機構では、文理融合・文系産学連携促進事業を実施し、13件の 応募の中から下記6件を採択しました!!
この事業は、文理融合や文系分野において新たに発足する、産学連携の研究会 に助成金を交付することにより、具体的な研究活動の創出を促すとともに、研究開発 プロジェクトや事業化へのステップアップを促進することを目的としております。機構では 採択事業の先駆的な取り組みを支援するとともに、今後とも文理融合・文系分野の 連携事業を応援していきます。

■採択事業                                    
    研究会名   京都文化に学ぶ異分野交流研究会
    代表者    京都大学 大学院情報学研究科助手 塩瀬隆之 氏
    研究テーマ  京都文化の創成・伝承に学ぶ組織風土のシステム論 目的 多様な文化集積で醸成された京都文化の特性と
            ネットワークシステ ムのような先端メディア技術との親和性を探り、京都の総合力を活用した新事業の提言を
             行う。具体的に、1)京都文化の創成・伝承の実態より組織風土のあり方を文系・理系両方の大学研究者が共
             同で議論・調査する。2) 経営・雇用体質のような組織風土の改善が新事業創出につながることを産学連携で
             パイロット検証する。3) 組織風土の改善を支援可能なインターネット上のシステムを調査し、その事業可能性
             を検討する。

    研究会名    セーフコミュニティ研究プロジェクト
    代表者      立命館大学 政策科学部教授 本田 豊 氏
    研究テーマ   京都セーフコミュニティ形成のための健康・福祉技術シーズ事業化研究 目的 京都府立医科大学との連携
              により、立命館大学理工学部で開発された高齢者等のアクシデント防止技術として有効な「生体信号モニタ
              リングシステム」技術をもとに、京都の地域における介護等の地域医療・福祉現場で必要なシステムとしての
              技術改良とその事業化を企画する実験とノウハウのモデル化を行い、京都の健康・安全度を高める産学官連
              携の技術開発の在り方とそれを推進する社会システムの研究を行う。

    研究会名     宮津新産業創造研究会
    代表者      立命館大学 政策科学部 助教授 鐘ヶ江秀彦 氏
    研究テーマ    宮津市における廃棄バイオマス活用による循環型新産業創造に関する調査研究 目的 「地域振興型リサイク
              ルコンソーシアム研究会(京都府産業活力支援室)」の研究・検討を受けて、新たに発展的に本研究会を発足
              させ、宮津市における、@農業・畜産業の産業実態調査、A農畜産業・飲食業・建設業等から排出されるバイ
              果をもとに、宮津地域における廃棄バイオマスの利活用事業の可能性と事業化計画案を作成する。

    研究会名    風呂敷の現代生活適合化研究会
    代表者      京都造形芸術大学 空間演出デザイン研究センター教授・主任研究員 藤井秀雪 氏
    研究テーマ   風呂敷の現代生活適合化研究 目的 マネージメントオブデザイン(M.O.D)を推進する観点から、実際に風呂敷
              を使用することによって、現代のライフスタイルに融合させるための風呂敷のデザイン改良、使い方の工夫、問
              題点の抽出を行い、若者の感性と現代生活に適合した商品開発及びマーケット開拓の可能性を切り拓く。また、
              M.O.D能力をもった人材を養成するとともに、伝統産業活性化の方向を提言する。

    研究会名    京田辺情報支援ネットワーク研究会
    代表者      有限会社ベルウッドクリエイツ 代表取締役社長 鈴木智博 氏
    研究テーマ   同志社大学のある京田辺市における、地域の経済・コミュニティ・交流の活性を主目的とする産官学民による地
              域情報発信インフラの整備・構築及びネットワークづくり 目的 携帯電話やホームページ、アナログ紙媒体を活
              用した、"地域情報発信システム"を構築することで、地域の経済やコミュニティ、大学と地域とのつながりを強
              固なものにする。ホームページでは動画配信などTV機能も取り入れ、地域でのネットビジネスを可能とし、携帯
              電話では速報性を生かした情報を発信する。同時に、新しい事業を立ち上げることで、定年退職者や主婦等の
              技術や特技を生かした雇用を創出し、若年層の地域へのUターン、大学卒業生の地域での就業を促し、地域格
              差の是正を図る。

    研究会名    金融資産管理支援研究会
    代表者      京都産業大学 経済学部助教授 西村佳子 氏
    研究テーマ   家計の金融資産管理支援のためのソフト開発 目的 家計に体系的かつ基本的な金融知識を提供し、各家計の
              好み(リスク許容度)に応じたポートフォリオを構築・管理するための支援ツールの開発を目的とする。研究会で
              は、研究者は基礎的な金融の理論に関する知識や、金融教育と家計の資産選択行動に関する研究成果を提供
              し、企業はe-learningコンテンツ開発の技術を提供して、相乗効果を上げることを目指す。

 

     〔参考〕     文理融合・文系産学連携促進事業
                事業目的:産学公連携による新事業・新産業の創出を図り、地域経済を活性化するためには、文理融合及び
                       文系の産学連携の取り組みを強化することによって、京都の総合力を発揮することが期待される。
                       そこで、文理融合・文系産学連携において新たに発足する研究会に助成金を交付することにより、
                       具体的な研究会活動の創出を促進し、その活動を支援するとともに、研究開発プロジェクトや事業
                       化へのステップアップを促進する。

                対   象:対象分野について、企業と大学・研究機関等が新事業・新産業の創出を目指して共同で調査・研究
                       するグループで、次の要件を満たすもの。 (1) 新たに発足する研究会であること。 (2) 京都府内が
                       研究会活動の拠点であり、継続的に活動が行われること。 (3) 構成団体の教員・研究者等と京都府
                       内に本社を置く中小企業1社以上が参加すること。
                助成金額: 計250万円
                審査方法:審査会によるヒヤリング・書面による審査
                公募期間:平成16年1月9日(金)〜平成16年2月10日(水)
                応募件数:13件
                採択件数 6件 以上

  ■お問合せ 京都産学公連携機構  事務局
           〒604-0862 京都市中京区烏丸夷川上ル  京都商工会議所 産業振興部内
           TEL 075-212-6443 URL http://www.kyo.or.jp/~sangakukou/

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