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株式会社 健幸プラス 代表取締役 大濵 育恵さん

「配食サービス」を通じて、つながる事を大切に地域の見守りと食の楽しみを届ける

経営支援員から「あったら良いな」と思う情報が、しっかりと手に入ります。

Q 御社の事業内容を教えてください。

大濵さん 当社は、提携する「医療法人健幸会むかいじま病院」と連携し、その連携を生かして栄養管理士が監修する、味のある減塩食が特徴の「健幸弁当」の配食サービス、会議弁当等の配達をメインとする飲食サービス事業、、介護保険の訪問看護ステーションなどのヘルスケア事業と、機密書類溶解サービスや健康経営に関するサポートを行うコンサルティングなどのメディカルサービス事業の3つを行っています。

Q 事業を立ち上げようと思われたきっかけを教えてください。

大濵さん 地域の病院が行っていた退院患者さん向けの配食サービスが、法改正により廃止の危機と聞いたことがきっかけです。もともと「健康に関わる仕事をしたい」という気持ちから看護師の仕事を選び、そして自身も病を患った経験から、「食事制限がある中でも食事を楽しみ、健康を支えることに繋げたい」という思いもあり、事業を立ち上げることにしました。

Q ただお弁当を配達するだけではない、配食サービスが御社の特徴と伺いましたが。

大濵さん 当社の配食サービスは、会社・お客様・地域との「つながり力」を大切にしているので、単純なお弁当配達ではなく、必ずお客様へ手渡しして配達することで、体調や生活に変わりがないか等の「見守り」の意味も含めています。そのため、配達の契約時には、ご本人やご家族からの要望、例えば、玄関先で渡すのか、家の中まで入りテーブルにセットまでするのか、治療に伴う食事制限や減塩の具合など、なるべくご希望に添えるように、それぞれの事情に応じたお弁当と配達方法を行っており、細やかなサービスで大手との差別化を図っています。

Q 京商活用のきっかけは。

大濵さん 食事の配食サービスの広報の効率を向上したいと思った時期があり、自己資金だけでは厳しかったため、なにか使える補助金がないものかと、情報収集をしていたときに、京商の名前をよく見かけました。その時は時期が合わずに補助金の申請は見送りましたが、事業の進め方などを相談したところ、専門家派遣や経営のアドバイスなど、「あったら良いな」と思う情報を、しっかりこちらに届けてくれています。

Q 最近、新しい商品を開発しているということですが。

大濵さん 塩分摂取の制限を受けていた病気療養中のお客様から、「減塩のお弁当が作れるなら、塩分がないカレーを作れないか」とリクエストを受け、「食塩ゼロ」のレトルトカレーの商品開発に昨年(2018年)から取り組み、ようやく今年(2019年)の11月から販売を開始したところです。経営支援員さんのアドバイスで申請した補助金が採択され、「食塩ゼロレトルトカレー」をPRするための費用に充てることが出来ました。配食サービスで作っているお弁当も、塩分やカロリー制限の方はもちろん、制限を受けていない方でも美味しく食べていただけるように、昆布や鰹などのダシの風味を大切にしていますが、今回の「食塩ゼロカレー」も、誰もが食べて美味しいと感じてもらえるように、試行錯誤を繰り返しながら商品開発に取組んでいました。第一弾は「カレー」でしたが、これから「食塩ゼロレトルト」の商品をシリーズ化していきたいと考えています。

Q 今後の目標を教えてください。

大濵さん 減塩や食塩ゼロの食事は、「味気ない」というイメージがあると思います。食事が楽しくないものになってしまうと、食欲の減退やそれに伴う体力の低下など、健康になることが目的だったのに、健康にマイナスになってしまうケースがあります。食事の制限がある中でも、食べることを楽しみ、ひいては生活が楽しくなるサポートをこれからもどんどん続けていきたいと思っています。

令和元年度 伴走型小規模事業者支援推進事業

取材日:

企業DATA

株式会社健幸プラス
◉住所:京都市伏見区向島四ツ谷池14番地19
◉電話番号:075-603-3345
◉事業内容:配食サービス・会議弁当、訪問看護ステーション 等
◉Website :https://kenko-plus.co.jp/
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