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Atelier Akanece アトリエアカネス 代表 坪内 セイジさん

日常から切り離された非日常で楽しむ思い出作り

ジュエリーの煌めきに作り手の思いを添えて。

Q 御社の事業内容を教えてください。

坪内さん 2015年に現在の場所(京都市西京区桂)へアトリエを移転しました。オーダージュエリーの製作、ジュエリーのリフォームや修理、ジュエリー製作・彫金教室、指輪の製作体験 などを行っています。特に最近は、指輪の製作体験に人気が出てきており、カップルや友人同士のグループなど、京都へ観光に来られた合間に体験を楽しまれる方が多いです。

Q 京商を活用するきっかけについて、教えて下さい。

坪内さん 以前はアトリエが道のかなり奥まった場所にあり、店のすぐそばまで近づかなければ見えないなど、視認性が非常に悪く、近所の人に「何をやっている店ですか?」と聞かれることもありました。この状態をどうにかしたいと思い、アトリエの改装を考えるにあたり、補助金などの情報をインターネットで探していた時に、京商を見つけ、相談の電話をしました。もともと、京商の支部が西院駅の近くにあることは知っていましたが、どういった組織なのかは、その時まで知りませんでした。
その後、今の状況などについて経営支援員に相談し、サポートを得ながら、補助金の申請を行い、交付を受けることができました。

 

Q 補助金をどのように活用されましたか。

坪内さん アトリエ前の駐車場として使っていたスペースまで店内を増床し、道からの視認性を向上させました。また、「宝飾店」というと敷居が高いイメージが持たれがちなので、親しみやすい雰囲気と非日常の空間を楽しんでいただけるように、ヨーロッパの古い工房をイメージして、アトリエの外観・内観ともに改装しました。
その結果、絵本のようなイメージを思い描いて、ホームページやネット広告等で情報発信をしたところ、「かわいい」「行ってみたい」と、若い女性やカップルなどから注目を集めました。

Q アトリエの改装をきっかけに、気付かれたことなどありましたか。

坪内さん 京商の支援を受けるにあたって、申請書を書くために思っていることを文字にした時、会話をする時などとは違い、そこに感情を入れることが出来ないため、競合他社との差別化が出来ていないことや、消費者が求めるモノと自身が売ろうとしているモノにずれがあることなど、自社の弱みを認識することが出来ました。
ジュエリーは単に高価な宝石ではなく、記念日の思い出だったり、大切な人へのプレゼントだったり、特別な思いが込められています。それまでは、自分の技術を高めてお客様が満足する商品を作らなければと考えていましたが、商品や技術ではなく、お客様一人ひとりに寄り添い、ものづくりの背景にある思いやストーリーを提供するのが当社の役割ではないか…。そう考え、店舗のリニューアルを機に、彫金機材や設備を新たに導入し、従来から取り組んでいたリングの製作体験教室を充実させました。指輪のサイズや加工デザインが選べ、手頃な価格でオリジナル作品が作れるというもので、体験工房の独特の雰囲気と相まって、今まで関心はあったけれど敷居が高かった、という埋もれたお客様の掘り起こしにつながり、土日や休日は予約で一杯になることも少なくありません。

 

Q 今後の目標を教えて下さい。

坪内さん 市場に商品があふれる時代だからこそ、「モノ消費からコト消費」中心のサービスがますます求められるようになるでしょう。今年度、京商の支援で申請した補助金が採択され、有名な結婚情報誌に広告を掲載することができました。関心はあるもののどこで体験できるか分からないというお客様にアピールすることで、当社が提供するサービスの認知度を高め、今後は、新店舗の展開を含めて、京都ブランドをより前面に打ち出した取り組みを京商の支援で進めていこうと考えています。

令和元年度 伴走型小規模事業者支援推進事業

取材日:

企業DATA

Atelier Akanece アトリエアカネス
◉住所:京都市西京区桂艮町13-98
◉電話番号:075-555-8476
◉事業内容:指輪製作体験、オーダーメイドジュエリー、修理 等
◉Website :https://akanece.com
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