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株式会社三京 代表取締役 石田 篤司さん

フェア参加から補助金申請まで幅広く支援

京都商工会議所に入会して、他の事業者と新たなつながりが持てました。

Q 貴社の事業内容を教えてください。

石田さん 当社は昭和41年に京都で創業した刺繍会社で、着物の刺繍、祭り刺繍、家紋刺繍額の制作販売を行っています。昔ながらの刺繍技術を守りながら、新しい技術も積極的に取り入れ、高い品質を追求しています。特に、家紋の刺繍を施した「家紋刺繍額」は、自宅や店舗等に飾る品、また贈答品としても好評を得ています。

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Q 商品の販売形態について教えてください。

石田さん 卸加工の仕事と個人のお客様からの受注です。ホームページでの広報に力を入れ、1995年インターネットが普及する前から、いち早くホームページを立ち上げました。ホームページの閲覧数は、毎年少しずつ増加しており、当社の売上にも貢献していると実感しています。

Q 京都商工会議所との出会いについて教えてください。

石田さん 当社の顧問税理士から京都商工会議所への入会を勧められ、入会しました。入会後は、中小企業経営支援センター洛西支部の経営支援員に担当いただき、補助金、経営セミナーの情報のほか、販路開拓に関するアドバイスを受けました。こんな有益な情報を手に入れることができるなら、もっと早く京都商工会議所に入会しておけば良かったと思っています。

Q 具体的に京都商工会議所をどのように活用されましたか。

石田さん 首都圏での販路開拓支援プロジェクト「知恵産業フェア2017」に参加させていただきました。以前より、デザインから染め、縫製まで自社で一貫した商品を開発し、それを首都圏で販売したいと思っていたため、フェアへの参加はよい機会となりました。源氏物語の世界観を刺繍と染めで表現した袱紗を出品したところ、首都圏のお客様から受注するなど一定の効果がありました。
しかしながら、フェアに参加する他の事業者様は、開催前に東京に前乗りし、あらかじめ得意先を訪問するなど、工夫されていたことに驚きました。今年度もフェアへの参加を検討しておりますので、経営支援員のアドバイスを得て、フェアを最大限活用できる方法を模索していくつもりです。

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Q その他に京都商工会議所をどのように活用されましたか。

石田さん 補助金を申請するに当たり、経営支援員と何度も打ち合わせを行いました。申請書の細かな書き方以外にも、事業に対する私の思いをうまく文章化するため、何度もアドバイスをいただきましたし、途中、挫けそうになった時も励ましの言葉をいただきました。おかげさまで、補助金は採択され、「社章刺繍額」(社章を刺繍し、それを額に入れたもの)に関する広報を積極的に展開いたしました。広報は1回実施しても効果が薄いため、継続して実施する重要性を教えていただくなど、「社章刺繍額」の販路開拓に向けて、経営支援員と一緒になって取り組みました。

Q 今後の展望について教えてください。

石田さん 販路拡大のため、展示会・委託を介しての対面販売を考えております。また、手刺繍、ミシン刺繍の職人としての技、機械刺繍への取り組みなど日々精進して参ります。日本の伝統である着物、各地で守られ続けているお祭り、家族の象徴として守られてきた家紋を後世に残し伝え続けていく事、日本文化の継承に、刺繍を通して一助となれれば幸いです。

Q 京都商工会議所に期待することは何ですか。

石田さん 京都商工会議所に入会して、他の事業者様と新たなつながりが持てました。また、交流会を通じて、たくさんの気づきもありました。京都商工会議所には、膝と膝を突き合わせられるような身近な交流会をこれからも数多く催していただきたいです。

平成29年度 伴走型小規模事業者支援推進事業

取材日:2017/7/31

企業DATA

株式会社 三京
◉住所:京都市右京区太秦森ヶ西町27-17
◉電話番号:075-873-5241
◉事業内容:着物刺繍、祭り刺繍、家紋刺繍額の制作販売
◉Website :https://shisyu.net
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京都商工会議所は、京都の商工業の振興と地域社会の発展のために様々な事業を展開しています。
下記は京都商工会議所ホームページにリンクしておりますので、ご活用ください。