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京こま雀休 代表 中村 佳之さん

「経営力向上計画」の作成、補助金申請など幅広く支援

店舗販売に注力し、「京こま」の魅力を発信していきます。

Q 貴社の事業内容を教えてください。

中村さん 当店は、創業以来、ひとつひとつ手仕事で「京こま」を作っております。「京こま」とは、竹の芯に織生地を巻き重ねて作られた、京都ならではの手回し独楽のことです。
 現在、二条城の南、神泉苑の南向いに工房をかまえ、伝承の「京こま」のほか、その製作技術を生かした雑貨小物などを製造・販売しています。

Q 京都商工会議所からの支援のきっかけについて教えてください。

中村さん 10年ほど前、「マル経融資」(小規模事業者経営改善資金)を活用し、運転資金を調達しました。「マル経融資」が、京都商工会議所からの支援のきっかけになります。それ以降、定期的に経営支援員に相談することになりました。

Q 経営支援員のアドバイスについて教えてください。

中村さん 当時は、製造卸を中心に事業を展開しておりましたが、経営支援員の指導をきっかけに、百貨店のイベントや実演販売などにも積極的に参加するようになり、露出度を増やすことで、店の知名度を高めることができました。イベントでは、商品を美しく見せる展示台やポスターなどの備品が必要ですが、全てを自費でまかなうのは容易ではありません。そんなとき、経営支援員が当店の悩みにぴったりの補助金制度を紹介してくれました。

Q 補助金を活用して、どのような事業を実施しましたか。

中村さん 補助金を活用し、イベントに必要な備品を少ない負担で揃えることができました。例えば、夏のイベントでは、清流をイメージしたアクリル板の上に金魚をあしらった「京こま」を泳がせるなど、季節感あふれるディスプレイでお客様の関心を引き寄せることができました。

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Q 「経営力向上計画」の認定を受けられたと聞きました。どんな気づきがありましたか。

中村さん 今までは、イベントや催事での売上が中心でしたが、昨今の販売チャンネルの多様化に対応していくため、「経営力向上計画」の策定をきっかけに、店頭での製造直売に力を注いでいくことにいたしました。
 こうした状況を踏まえて、今年度、経営支援員のサポートで新たな補助金制度を活用し、店舗玄関をリニューアルいたしました。全面ガラス張りのオープンなつくりで、店内には多種多様な「京こま」を展示し、商品に触れて回してもらえるようなスペースも設けました。また、表通りに面して、私たちが何を売っているのか分かるような看板を設置し、歩いている方々に入店いただくような工夫も凝らしております。

Q 今後の事業の展開について教えてください。

中村さん 当店の周辺は二条城や神泉苑などの名所旧跡が点在し、最近ではインバウンドの観光客も多く見かけるようになりました。今後は、京都商工会議所の専門家派遣制度などを活用しながら、店頭での更なる売上アップを目指していきたいです。お客様との対面販売を通して、「京こま」の魅力をどんどん発信していこうと考えています。

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平成29年度 伴走型小規模事業者支援推進事業

取材日:2017/11/29

企業DATA

京こま雀休
◉住所:京都市中京区神泉苑町1
◉電話番号:075-811-2281
◉事業内容:京都伝統の巻き独楽「京こま」の製造・販売、手づくり体験、実演見学 等
◉Website :https://www.shinise.ne.jp/jakkyu
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京都商工会議所は、京都の商工業の振興と地域社会の発展のために様々な事業を展開しています。
下記は京都商工会議所ホームページにリンクしておりますので、ご活用ください。