京都CSR企業事例

京仏具 株式会社小堀

「ろうそくが 照らす世界の 子どもたち」
日本の寺院で使用済みろうそくを回収、途上国の子らのあかりに寄贈

重点取組項目:

業務概要


日本の寺院の使用済みろうそくを回収、アフガニスタン、ネパール、カンボジア等途上国の子らの灯りに寄贈する活動です。電力の不安定な貧しい国々では菜種油などによる灯火を使用している。ローソクは高価なため特別なとき以外は使えません。子供たちは暗い灯火の周りに頭を寄せて合って勉強しています。2004年4月から始めた活動で、これまでに延べ提供協力寺院は延べ600ヶ寺以上、寄贈本数は5万7千本を超えます。なお、国際輸送は財団法人ジョイセフさんのご支援をいただいています。

CSRへの姿勢


電力が不安定な貧しい国々では高価な蝋燭は使えません。 一方、日本の寺院では多くの使用済み蝋燭が廃棄されます。行事が終わると新しい蝋燭に取りかえなければならず、全体の80%程残っていても処分せざるをえません。和蝋燭は明るくすき間風にも消えにくく、植物系ですので石油を燃やしません。途上国子ども達の勉強用灯りになる学習支援は、「識字率上昇で人口増加率抑制」「収入向上」となり、人道支援にとどまらず温暖化を抑止する有効策となります。また植物系和ろうそくの普及運動にもつながります。

CSR情報

「京のCSRガイドライン」チェックポイント項目に基づく当社の取り組み状況です。

I. よりよい社会に向けた、自社の理念(経営理念の明示・浸透)

取組状況

  • 社会の中での自社の役割・責任が経営理念に反映されている(基本的CSR)
  • 経営理念が従業員に十分理解・浸透している(基本的CSR)
  • 経営者が朝礼で訓示を行うなど、機会をみて従業員に思いを伝えている
  • 経営理念が事業計画等に反映されている
  • 経営理念が製品・サービス、従業員教育等に活かされている
  • 経営理念を浸透させるための研修・課外活動などを実施している
  • 経営理念が自社に関するすべてのことを決する(判断する)ための基準となっている

我が社のアピールポイント
◆「経営方針」「経営計画」「マニュアル」などはサーバ内の回覧フォルダで全社員が参照、情報共有を高めている。
◆テレビ会議システムで月1回の全店会議、年1回の年度経営計画発表会で方針の徹底、共通認識を実施している。
◆朝礼の話をメール配信するシステム「朝礼インフォーム」で共通認識度を高めている。
◆web株式会社小堀ITマニュアルで、IT経営方針・ルール・マニュアル・日々の業務などの共通認識を実行している。

II. 企業倫理・法令遵守の徹底(誠実な企業活動)

取組状況

  • 社会の一員として倫理的な行動に努めている(基本的CSR)
  • 法令遵守の大切さを社内で徹底させている(基本的CSR)
  • 企業倫理規範、行動規範・法令遵守マニュアル等を策定し、全社員理解に努めている
  • 法令遵守・企業倫理を高めるための教育・研修事業を実施している
  • CSR報告書の発行、ホームページ等での情報開示に努めている
  • 反社会的勢力との関係は断固として排除する決意を表明し、従業員に周知している
  • 社会、地域(京都)、自社の歴史・伝統に対する自覚と責任を意識している

III. 個人を尊重し、つながりを大切にする職場環境づくり(従業員の幸せ度の向上)

取組状況

  • 従業員のワークライフバランス(仕事と生活の適正なバランス)を意識している(基本的CSR)
  • 多様な人材を雇用し、あらゆる差別の解消に取り組んでいる(基本的CSR)
  • 職場内での挨拶・会話・コミュニケーションを大切にしている
  • 従業員に研修や自己啓発、文化活動等への参加機会を設けている
  • 個性を発揮し、やりがいのある職場をつくるため、資格取得制度補助や表彰制度等を導入している
  • 従業員の福利厚生制度の充実に努めている
  • 労働環境における安全衛生の整備に努めている

IV. 社会に対して、信頼を得る取り組み(顧客満足度の向上)

取組状況

  • お客様、取引先には常に真摯に対応している(信頼されている)(基本的CSR)
  • 常に顧客満足度の向上に努めている(基本的CSR)
  • 苦情・要望・意見に対応する準備ができている(担当や専用窓口の設置など)
  • 商品・サービスのリコール制度の整備・徹底
  • 信用・信頼を獲得するため、常日ごろから社員への教育・研修を徹底している
  • 自社事業・製品等に関連する情報・問題等については隠さず、世の中へ公開している

我が社のアピールポイント
◆顧客感動化で工房見学者急増
2005年8月から、音と映像、パワーポイントなどITを用いたプレゼンテーションや体験で、来場者とスタッフが共感する絆マーケティングを実践。顧客が工房で涙することがある「感動の京仏具工房見学」のシステムを確立した。
感動すると誰かに言いたくなることから、来場促進のための宣伝広告費は0円にもかかわらず、1996年工房設立当時は年間数名であった来場者数が急増した。【2005年度490人、2006年度765人、2007年1,014、2008年度1,216人、2009年1211人】。また、工房を見学した見込み客の成約率は90%以上に達している。
大人のみならず子どもたちにも「ほんもの」を見極める目を養う金箔体験を行っている。
◆講演活動
仏壇仏具が人々に生きる力を感じてもらうことがある小堀進専務の体験談「お仏壇ハッピーエンド物語」でミッションを発信しています。これまでに、総合教育センター(京都)、丸の内西岡塾(東京)、大学コンソーシアム京カレッジ(京都)、大阪商業大学(大阪)、日本創造教育研究所(東京・大阪)他、企業・高校・寺院・団体など多数実績があります。

V. 知恵を活かしたよりよい製品・商品、サービスの創造(本業を通じたCSRの実現)

取組状況

  • 自社の強み、個性について社内で十分理解・認識している(基本的CSR)
  • 自社の製品、サービスが社会の中でどのような役割を果たしているかを意識している (製品・サービスの社会との結びつき)(基本的CSR)
  • 自社の“強み"を活かし、顧客ニーズ、課題解決に対応した製品・サービスを提供している
  • 製品・サービスの提供には常に改善を図るとともに、新たな顧客創造に臨む姿勢がある
  • 製品・サービスを通じて、地域経済の活性化に寄与している
  • 京都の歴史、伝統、文化、革新、進取の気風など、“京都らしさ"を意識した製品・サービス展開に努めている

我が社のアピールポイント
自社工場では、オリジナル性が高いアイデアを実現している。また、インターネットを使った注文仏具の製作工程を公開するサービスや、最終工程の組み立て風景をインターネットカメラでリアルタイムに見ることができるサービスを提供している。また、webや動画で伝統技術の良さを積極的に発信し、「知識」のみならず「感」を伝えることに努めている。ユーチューブの投稿はこれまでに60本を超える。

VI. 多様な個性が生かされる、共存共栄社会の構築(地域社会への貢献)

取組状況

  • 京都のよさや自社の特色を活かした活動を通じて、地域社会とのつながりを持っている(基本的CSR)
  • 地域の一員として、地域住民とのコミュニケーションを意識している(基本的CSR)
  • 地域のお祭り、町内会活動などへ積極的に参加している
  • 近隣の清掃活動、交通安全運動などを率先して実施している
  • 工場、企業見学等の積極受け入れ、地域住民に対し企業公開日を設けている
  • 従業員のボランティア活動等を奨励し、支援する雰囲気がある
  • 地域の歴史・文化・慣習を理解・尊重し、それを守り、継承していく意識が社内に浸透している
  • 京都の伝統・歴史保持、文化・スポーツ振興などに向けた支援、協力を積極的に進めている
  • 行政や経済団体、大学、NPO等との連携により、地域活性化の事業を展開している

我が社のアピールポイント
◆子ども金ぱく体験
小堀京仏具工房(京都市山科区)では、仏壇仏具に使う金箔を「杯」に金箔を押してもらい記念に持ち帰ってもらう金箔押し体験(一人1回500円)を提供していますが、子ども金箔押し体験にはカスタネットの内側に金箔を押すなどのメニューもあります。伝統技術の良さをと手を合わす心の大切さを感じてもらう活動です。
◆伝統を 学んでもらう 百々の子へ
工房地域内にある京都市立百々小学校の子どもたちに、学習の一環として、仏壇仏具の製作工程見学や金箔押し体験を実施しています。
この学習は、2004年から6年生のカリキュラムに組まれました。子どもたちに、「日本の伝統工芸の良さを感じてもらう」「モノを見ようとする目を持ってもらう」「感謝の心と仕事の意義をお伝えする」をコンセプトとして毎年実施しています。

VII. 環境に配慮した事業活動の推進(地球環境問題への取り組み)

取組状況

  • 事業活動において、省エネ、CO2削減、3Rなどに意識して取り組んでいる(基本的CSR)
  • 地域・近隣の環境悪化・迷惑につながることはしない(基本的CSR)
  • 事務所内の機器の買い替えなどの際は環境への影響が少ないことを基準に選んでいる(省エネ機器への転換など)
  • エコカー、太陽光発電、LEDなど新たな技術・製品の導入を積極的に進めている

我が社のアピールポイント
2003年に、発光ダイオード(LED)の技術応用による仏壇仏具照明具を開発しました。近年、一般家庭の仏壇や寺院の灯明の多くは、油と灯芯を使った灯明から電気に変わりましたが、高熱に対する危険性は回避できませんでした。LEDは無熱で寺院や住宅火災に対する安全性が高まります。

会社概要

会社名 キョウブツグ コボリ 京仏具 株式会社小堀
業種 サービス業・その他
郵便番号 〒600-8159
住所 京都市下京区不明門通正面上る亀町5番地
電話番号 075-341-4121
会社ウェブサイト http://www.kobori.co.jp/
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