ジョブ・カード制度は、ジョブ・カードを利用して労働者のキャリアアップや求職者等の円滑な就職を促進する制度です。
ジョブ・カードを活用しながら行える人材育成には幾つかの方法があって、適正に実施された職業訓練等は国の助成金対象となる場合もあります。
当センターで支援を行うジョブ・カードを使った取組をご紹介します。
ジョブ・カードとは
ジョブ・カードは、個人が作成するキャリア・プランシート、職務経歴シート、職業能力証明(免許・資格)シート、職業能力証明(学習歴・訓練歴)シートのほか、企業が作成する職業能力証明(訓練成果・実務成果)シートで構成されます。
個人が作成するジョブ・カードには履歴書にない詳細な情報が記載できますので、短時間の採用面接で分からない求職者の職業能力を客観的に評価することが可能です。また、企業が作成するジョブ・カードを用いて、既存社員の職業能力の変化を読み取って人事考課に反映させることも可能です。
このほかにもジョブ・カードは、国の助成金対象となる雇用型の職業訓練に取り組む際の必要書類としても位置付けられています。